というわけでどういった感じだったかを大体書き出してみました。
まず申し上げておくと、噂とは異なる難易度でした。
筆記試験結果発表まで
まず開場・受付開始は、実際には9:25から始まりましたが、9:30からということで、1F待機。
受付を受けた後、受験番号に応じて座席が決められているので、それに従い座ります。
受付や説明作業はおそらく都職員さんなんでしょうかね。
先週では全く見なかった方々がやっておられる印象でした。
で、
9:45から10:00まで色々説明受けたりなんだりで、
10:30から退出可能となり、
11:30に試験終了みたいな流れだったかと思います。
ちょっと細かいところが微妙ですけどね。
結果発表は12:15ですね。
筆記の結果はその場ですぐわかるということで、受かっていれば午後に繋がります。
午後の試験の内容
午後は、3人1組に別れて、前週の講習会でやった実技を回る形となります。
この組み分けは、基本的に受験番号の順番通りに別れていく形となり、一部を除けば、基本的に早くに受け付けた人が早く回り始められるものでした。
で、かなり早くに回り始めた組みにいた私は、15:30には全課程を修了して帰路についた形となります。
気付いたところ
まず、実技の試験官は、鳥獣判別を除いて東京都猟友会の方々ですね。
ただ、前週の講習時と違い、試験官的な硬い表情で実技試験をしっかり見ていらっしゃる印象でしたが、恙なく実技を終えると、ほっとなさるようで、ちょっと表情が緩んでおられたようにお見受けします。
鳥獣判別については、罠と銃猟と別々でして、罠のほうは、オスかメスか判別できないイタチのが一枚ありましたねぇ…。
あれ、簡単じゃんと思うんですが、実際の試験はほぼ9割実写画像でした。
なので、読本ガン見してもある程度以上は試験対策とはならないことにご注意頂きたく。
そして、おそらく都職員の方によるものだと思うのですが、罠のほうが通ったか通ってないか、ポーカーフェイスが上手くで見抜けませんでしたねぇ。怖っ。
あと団体行動の横隊、縦隊行動時の左利き免罪符ですが無効でした。
とっさに持ち替えて事無きを得たと思われますが、でもこのくらいのアクシデントがあったほうが面白かったですね。
肝心要めの合格率についてすが、巷で8割~9割とか言われてますがそんなではないと推測しております。
狩猟免許試験は、前年の合格率を以て難易度を調整しているという話ですので、おそらく前年度の先輩方がヒャッハーしちゃったんじゃないのかなーという感覚です。
受験番号の数とそれぞれ2科目、3科目受けがいることを想定しつつ、受験者数を予測すると個人的には120~140人程度ではなかったかと推測しております。
欠席がどれほどいるかによってまた変わると思いますけどね。
この分母の正確性は全く不明ですが、午後に通過した人数は60人もいないとこれまた個人的に予測しております。
午後の人数にはそれなりに根拠がありますが、一旦それは控えておきます。
なので、合格率5割とかですかねぇ…午前中だけで。
ちょっと巷で聞いている話と違い過ぎるので、さすがに受験者がもっと少なかったんじゃないかとは思ってますけどね。
う、試験問題ですか?
僕にとっては難しかったですよ。
三者択一方式で、完全に応えを絞り込み切れないのが10/30問もありました。
答えきれたという奴も一問、「これ、問題文の解釈の仕方によっちゃ答え違うのになるなぁ…」というのがあって、結構、冷や冷やな感じでした。
まず、読本にない(と思う…)高難易度な問題がありました。
第二種特定鳥獣管理計画についてです。
これ読本でチラっと触れているのですが、要は
第一種…減ってるから狩るのを止めた方がいい奴ら
第二種…増えてるからどんどん狩ったほうがいい奴ら
となります。
詳しくは、環境省のこれを見てもらうといいかもですね。
そのうちなくなりそうなので、画像でも張っておきます。
これ、読本にはないはずなんですよね。ごめんなさい。私が見つけられていないだけかもです。
いえ、触れてはいるのですが、さらっと言葉が出ている程度で内容についてはあまり抑えてなかったかと思います。
あの東京都猟友会理事の神が、「ちなみに」と言って説明してくれた第二種は増えてるー第一種は減ってるーの説明がなかったら、落ちていたかもしれません。
やっぱ神は神です。
ともかく8月10月に試験を受ける皆さまはこのあたりちゃんと覚えていってもらったほうがよろしいかと。
あとはなんだったかなぁ…。
どの鳥が留鳥かーですとか、そのあたりは出ましたね。
なので、鳥の生態についてはしっかり押さえておいたほうがよさそうです。
私は個人的にそこらへんが落とし穴気味でした。
それと…
8/1に受付に行かれる方へ受験した人間からのお知らせ
最後にこれをきっちりお知らせしておきたいと思います。
まず、絶対に8/1の早い時間帯に申請に行ってください。
6月受付分は一か月半の受付期間予定が3営業日で〆。
7月受付分は受付開始当日に〆となりました。
かなり危険です。
で、免許を申し込んだら、猟友会の講習会もすぐ申し込んでください。
申し込みが遅いと講習会の日の帰りの時間がかなり遅くなります。
それと、銃猟+もう一種類受ける人は、三種類とも受けちゃってください。
金は余計に講習含めて8000円以上かかりますが、ほんとこれは御奨めです。
結局、よーく考えると利用価値があるんですよ。
特に銃猟やる人にとっては、銃猟がしづらい地域で網使ったり、また成果をあげるための一つとして罠も一緒にやるとか、結構、悪くない効果が期待できるんですよね。
勉強は大変かと思いきや、いえ、全く大変じゃありません。
網ノンマークだったのですが、東京都猟友会の講習会においては、罠と網が同一の部屋で講習だったもので、網についても見て聞く機会があったのですが、ばっちり覚えちゃったんですね。
で、あとは教科書みたら、種類も多いわけじゃないので、もう知識もバッチリっすよ。
今、この場で使っていい網とダメな網と三種類ずつ名前あげろと言われたら余裕ですし、各網の使い方を説明しろと言われても余裕です。
狩猟に関する法令やらは全て共通で、ちょっと獲物が違うだけ、それに銃猟選択しているのであれば、鳥獣判別は鳥獣どちらも覚えなきゃなので、追加で覚えるのは、網の種類とその特徴だけです。
これは罠を追加する場合でも同じことが言えると思います。
現実に試験時、問題を見ていたのですが、網の全問答えられますね…。
なので、銃猟のみ、罠網のみならば、ともかく、銃猟+網や、銃猟+罠の場合には、絶対に三種類とも受けちゃったほうがお得です。
以上、皆さまのお役に立てばと思います。
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