場所は、足立区は綾瀬駅の近く勤労福祉会館。
どうもここは定番の場所のようで、過去の開催時の写真もここになってますね。
その内容や気付いた点について触れます。
場所は綾瀬駅から徒歩1,2分です。
受付~講義開始まで
到着してまず受付です。
私が到着したのは30分程度は開始まで余裕を持たせていたのですが、すでに結構人がきており、受付はさーっと通れましたが会場内はすでに人がいっぱい入っている状態でした。
今年は中の人情報で「何でかよくわからないけど、とにかく受験者が多い!」と言われる年となったようでして、こっちの講習会も満杯のようです。
猟友会は、「申請後講習の申し込みをするように」としておりますが、7月受験から漏れちゃった人も加わっていたようですので、受験人数よりも多かったかもしれません。
そんなこんなで大まかこちらの観測では150人はいたのではないかと推察しております。
少なくとも12人一列の机が10列目程度まではがっつり埋まる程度にはなっていたはずです。
ちらっと隣みたら、受講番号2XX番とかなってたような気も…。
時間になると会長さんからのご挨拶。
これから仲間になるということ。納得いくまでお教えてくださるということを特に仰っておられた気がします。
午前中の講義その1 法令
さて、ようやく講義開始です。
講師さんはなんと、久松警察所で、鉄砲の取り扱い・準則 の講師をなさっておられた神じゃありませんか。
うわー、マジかー。神再臨かー!ラッキー!
ということで、この方の講義は聊か慣れがありますので、どんどん読本に言われた通り書き込んで、難なく終了。
ちなみに講義内容は読本をベースとして、
「読本と例題集を行き来する形で勉強しましょう」
というアドバイスと、読本の内容をピックアップしつつ、例題集のどことリンクしているかを事細かに聞くというもの。
全体的に舐める形にはなったので、気付いていない方多いと思うのですが、この神が触れたところは、本当に予習しておくと吉なので、「教科書通りしゃべってるなー」じゃなくて、ちゃんと聞いておいたほうがいいです。
なお、教科書はずれて、経験談とか語ってもらうと非常に面白いトークが期待できる方なのですが、そこまでの時間はなく残念。
午前中の講義その2 判別と猟具の取り扱い
午前中にはもう一つ講義がありまして、判別についてと猟具の取り扱いについて読本と例題集の両方を以て講義が行われました。
講師はまた別の方で、なんというか芸術家肌なおっとりとした雰囲気な方でしたね。
重点的に覚えたほうがいいことやよく出るところなどのコメントを交えつつ、満遍なく制限時間内で出来るだけ駆け足で学んで終了。
もうちょっと枠あってもいいよねって感じで早口にならざるを得ない感じでした。
なお、この方が早口というわけではなく、本当に時間がなくてですねぇ…。
あとの実技講習で再度お会いした際は本当は非常に丁寧かつ落ち着いた物腰でご説明なさる方で、ちと時間がないのが残念でした。
昼飯
45分程度でしたでしょうか。
綾瀬ですので、近くに飲食店はあるのですが多くの時間はないと予想していたので、
昼食はコンビニで買いこんだものを自席で食べる形としました。
で、これはたぶん、正解だったかと思います。
午後の講習 実技講習1 銃器の取り扱い
さて、ようやく講習も最も盛り上がるところにやってきました。銃器の取り扱いです。
ここからの四つの実技は、銃猟の実技です。罠・網はその後となります。
まず、ここでは単独での基本的な猟場における銃器の取り扱いを覚えます。
なお、猟場を想定しておりますのと、厳密さが優先されますので以下の特別ルールとなっているとのことでした。
- 開放・閉鎖時の銃口の向きは下。
- 銃把を4本指で握ること。
猟場という環境は射撃場と違うということで、
引き金に指を掛けなければいいというレベルではなく、しっかし4本指にぎりしておけとのことでした。
なお、 東京都猟友会の講習では撮影禁止 でしたので、そこらへんも注意です。
それぞれの掛け声で銃を取り、点検を行い、分解を行い、結合を行い、元に戻して装薬銃終了です。
ポンプ式の空気銃も同時に取り扱いを覚えるわけですが、こちらはそれぞれの掛け声で、銃を取り、点検を行い、装填を行い、ポンピングし、射撃姿勢をとって、元に戻して終わりでした。
午後の講習 実技講習2 団体行動1
実技講習二発目は、団体で隊列を組んで動く際の動きです。
3人1組で行う実技となりまして、点検、装填、射撃姿勢、縦隊と横隊での行動を行います。
このお部屋は、先ほどの午前中の講義その2のほうの講師の方と、副会長さん、あともう人方による講習だったんですがもう、みなさんの親切なこと親切なこと。
好々爺とはこのことですね。(失礼か?)
勿論、、実技講習1の皆さんも大変熱心かつ親切でしたが、この実技講習2は部屋が狭いということもあって、より親密感があったんですよね。
縦隊は最前の人が銃口を前方突き出す形で保持、他は横向きで抱えるようにして保持です。
横隊は左端の人が抱えるようにして銃口横向きにします。右利きなら左に向きますからね。
他の人は前方に突き出す形での保持となります。
ここで注意ですが、左利きの人はまず最初に名乗り出ろとのことです。
受験票渡す時がいいみたいですね?
横隊時、中央以外だと利き手の都合上、左端に立った場合に…
右手でも持てますよとお伝えしてみたのですが、
「いいんだ。いいんだ。左利きは左利きのままでいいんだからね」
とか言われて、この人カッコヨスギとか思ってしまったわけですが、たぶん副会長さんでしたね。
御三方の温和な雰囲気のせいか、さすがに実技講習二つ目なせいか、ここからはかなり柔らかい空気で進行していたように思えます。
誰かがヘマって「ちょちょちょ!」と声がかかっても、ドっと笑いが出る感じですね。
それ故かこっからの講習内容は確かによーく頭の中に入っております。
緊張もほぐれてますからね。
午後の講習 実技講習3 団体行動2
次も団体講習で、今度は狩場での銃の取り扱い?という感じでしょうか。
主たる講師は別の方のようでしてで、これまた丁寧に説明をなさっておられまして、
神は神で別に参考レベルの説明をなさるを同時に行うという副音声で説明が行われました。
銃を取る -> 装填 -> 狩猟開始 -> 受け渡し -> 休憩 という内容で進行します。
ちょとこの実技に関しては、予め講習受けてないと厳しそうですね。
他のものと違って指示が明瞭でない部分があること、また受け渡し所作に関して掛け声し合うところがあるので、そこちゃんとやらないと人の試験を邪魔することになりそうですね。
午後の講習 実技講習4 鳥獣判別、距離判別
銃猟基本コース最後の実技講習は、鳥獣判別と距離判別です。鳥獣判別は、試験時に行われる鳥獣判別の試験の流れがどういうものであるか、またそのときにどのように進むから何に注意すべきかという内容でした。
距離のほうは、10m 30m 50m 300mをそれぞれ目測でどこか指さすというもので、細かい内容は割愛させて頂きます。
かなりそれはそれで面白い内容だったんですけどね。
午後の講習 実技講習5 罠、網について
銃猟4コースを全て終えた後、最後に罠と網を一緒にやる形となりました。
その頃にはもう時間がないということで、細かいことについてはプリントを配って、その中身読んでおいてねーということで、実際の罠や網を触る時間が多く取られる形となりました。
罠、網については、展開の実技があります。
網に関しては、慣れない人間に設置をやらせると30分はかかってしまうということで、
特定の網の展開について、細かに説明できればよいということでした。
罠については、実際に置いてあるものを稼働状態にすればよいということで、置いてあるものの中から好きなものを選んで、それを覚えるようにするわけですが、猟友会の皆さんの御勧めもあって、皆さん、金属製両開き箱罠を選択しておりました。
網のほうは、片むそう網ですね。
で、私は第一種と罠なんですが…網も覚えちゃいました。実技。
使っていい網とその名前、ダメな網。
展開もばっちり説明できます。足杭をまず打って手竹を~
で、筆記では網の問題も混じるということで勉強しますからね。
うん、網も受ければよかったなってすごく後悔しましたよ。
講習の内容は以上で終わりです。
まとめ
- 40分以上前には会場っていい位置をゲットしよう!
- 少なくとも東京都猟友会の今年の講習は撮影禁止だった。
- 銃猟とその他一個受けるなら、もう三種ともとっちゃえ。
- 昼飯は買って入ろう。
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