2019年7月18日木曜日

CZ Drake Southpaw 12 Guage

ようやく連休あけて、待ちに待ったDrakeのお迎えとなりまして、警察署 -> 自宅 -> 銃砲店 -> 警察署 -> 自宅 と行ったりきたりして参りました。

まず、朝9時に警察署で所持許可証にDrake分を追加してもらい、そこからいったん自宅に戻り軽く妻とトーク。
その後、店の開店時刻に近づくのを待って、最近、自分なりに聖地感出始めた気がする参宮橋へと移動しました。



そう、参宮橋といえば、ガンショップ ジービーさんですね。



ガンショップ ジービーさんに辿り着いて空を見上げてみれば、あいにくの曇天。
新銃の受け取りの日としては、若干、がっかりモードなお天気ですが、あれを受け取れると思えば、割と関係なくウキウキで入店しまして、受け取りへと入ります。


こちらがCZ Drake Southpawとなります。
20万円でお釣りが出る狩猟用上下二連ですが、28インチチョーク交換式と比較的に人気の高いスポーティングに近い構成となる銃です。
ボロでも右利きスポーティングが12万程度の値段がつくことを考えると、20万円で新銃の左利き用スポーティングが手に入ると思うと偉く安いよなぁ…。

こちら、ジービーさんでは、すでに何丁かのDrakeを販売した実績がお有りなのですが、Southpawは初めてとのことで、他にCZの銃を売っている銃砲店も見つけられてはいないので、おそらくは現状で国内唯一のレフティ用個体となります。

なお、ジービーさんは、わざわざ輸入承認を取ってでも新しい種類の銃を輸入することを検討してくださるお店です。
「欲しいけど、国内代理店とかなさそうなんだよなぁ…」って時は、相談に乗ってもらうとよいでしょう。絶対手に入るとは言わないですけどね。

主要諸元は、以前記載させて頂いた通りですので、こちらでは割愛させて頂きます。



で、いきなり自宅なんですが、その前に警察署に行って確認を済ませております。
同日に受け取りから確認まで行ってしまえば楽チンポンですからねー。

で、そうこうしてようやくお迎えしたのが以上の図となります。
CZマークがマニア心に刺さる。


このドレイク君、嬉しい点その一がまずハードケースがついてくるんです。
本国での実売価は、650ドルほどで、ケースが70ドルはすることを考えるとだいぶお得でして、銃本体の原価が悪い意味で忍ばれます。

ケースを開けてみれば、まず袋にはいっており、安物とは言えど、ちゃんと気を使っている風味が見受けられます。


写真からわかりづらいですが、このDrake君は、二本ある銃身の隙間に埋めものがないサイドリブレスとなっております。
嬉しい点そのニですね。

オーソドックスで重量のある木製銃床にこのサイドリブレス銃身の組み合わせのおかげで、都大会スキート四位の実績すらあり、更にはその実力者をして高級銃並みのバランスの良さだと言わせしめる内容となっております。
なお、この実力者、今年は新銃で17万円のCZ712という自動銃で、三位に入ってます。

値段じゃないんですねぇ…ほんと。

組んだ図は、先程ジービーさんでもお見せしたものですが、トリガー部分の紙を広げてみたところ、生産元のロゴが入っておりました。
トルコHUGLUのHawkというモデルからのOEM品なんですよね。


しかし機関部の底面には、しっかりCZの文字が入っており、銃身にはHUGLOのロゴがあり、HUGLOのページ見る限りあちらには、左利きモデルの設定がないので、もしかすると機関部から後ろはCZなのかもですね〜、薄い望みですが。

なお、SouthpawモデルなのでL.H.の刻印があります。
通常モデルは、センターリングしたDrakeの刻印のみです。


いや〜、銃が二丁になると色々弾みがついた気がします。

並べてみますと、Drakeのほうがコンパクトに見えますね。
Drakeは28インチ銃身で、1300は26インチ銃身となりますが、1300は給弾機構を積むポンプアクション銃であるため、余計に2~3インチほど全長が伸びます。
その分、重量物であるバレルが前進するため、取り回し、バランスが悪くなります。


散弾銃は一丁で一粒弾や大粒弾を撃てば熊鹿猪、小粒弾を撃てば鳥鼬兎と一丁で何でも美味しく頂けるものですがうちの黒いほうの1300みたいな汎用銃はあるものの、あくまで汎用は汎用でそれぞれの用途に寄せた銃にはそれぞれの用途においてはまず敵いません。

今回手に入れた茶色いほうのDrakeは、これもまた汎用ですが1300に比して中折れ銃ということで扱いやすさ取り回しの良さがあり、重量のある木製ストックと薄く軽量な銃身から得られた抜群のバランスの良さによりクレー射撃がよりやりやすい汎用銃かなーと言えるものです。
細かく比べて、安さ、軽さ、装弾数、弾種の選択性の点で1300のほうが猟寄りとなり、取り回しの良さやバランスの点でDrakeのほうが競技がやりやすいと言えると思われますが、どちらも基本的には「猟用の銃」をその出自として持つ銃となります。



いやー、今まで一丁しか入っていなかったところに二丁入ると色々感じるものがあります。



Drakeの嬉しい点その3として、替えチョーク式であることが挙げられます。
散弾銃は、銃口を絞って発射した散弾の散布界の大きさを調整しますが、競技や狩りの内容によってその最適な絞りは変わります。

トラップ用、スキート用、カモ撃ち用などと言った銃のほとんどは絞りが固定されており交換できませんが、こちらは内装チョーク交換式ということで絞りを変更することができます。

写真左側がチョークチューブを挿入してある図でして、切り欠きに専用の工具を引っ掛けてまわします。右側がはずしてある図ですね。


嬉しい点その4として、その交換チョークが5種類もついてくることです。
一般的にトラップ射撃など遠くのものを撃つのに多様される絞りのきついフルチョーク(写真右)から、全く絞りのないシリンダーチョーク(写真左)までの5種類が揃っており、トラップ射撃できついほう二種類、スキート射撃、で緩いほう二種類を使います。
真ん中のは、割と汎用な狩猟などでいいようです。
細かいことは、このあたりでもごらんください。


こちらは、フルチョーク(右)と、フルより一段絞りの緩いインプモディ(左)がついた図


こちらは、二番目に緩いインプシリンダー(右)と最も開いているシリンダー(左)ですね。
微妙に角度が違うので見比べにくいですが、この絞りの違いがお分かり頂けるかと思います。


ともかくもこんな感じで手に入ったDrakeですが、しっかり味わって行きたいと思います。
ジービーさんに据銃の指導も頂いて、家で練習中です。

初撃ちは、とりあえずトラップ装弾を始末しに7/28に伊勢原あたりいければとー。


2 件のコメント:

  1. 私はこれらの1つを買おうと思っていました。教えて頂きありがとうございました。あなたはまだCZドレイクサウスポー12ゲージを楽しんでいますか?

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    1. Hi there.
      I apologise for the very late reply.

      We are still enjoying CZ Drake Southpaw.
      I like it, although it is a bit unbalanced compared to the competition SKEET guns.

      However, I cannot use this gun well and cannot get good scores.
      Yesterday, I went back to basic practice and I feel like I'm getting to know the gun a little better.
      I will continue to use it.

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