無煙火薬・雷管を含む猟銃用火薬類等譲受許可申請

何故か所轄、都道府県各レベルで鉄砲所持許可周りですが、話を聞くに一番細かいローカルルールが存在するのが、この猟銃用火薬類等譲受許可申請です。

鉄砲所持許可や教習資格認定などでもローカルルールの話がちょこちょこ聞こえてきますが、この猟銃用火薬類等譲受許可申請は割とこまごました話が聞こえてきますので、これから当申請を行おうという人は、この日記のネタを信頼せず、所轄に問い合わせながら手続きを進めてください。

ちなみにうちの所轄のルールで、他所に比べ目立つなーというのは、

• 一人一つのみ許可を持てる。(用途別に二つ許可を出したりはしない)
• 狩猟用の譲受許可は原則として出さない。
• 枠と残弾が０になるか、期限切れ以外追加での新規許可をしない。

この三つです。
これらは、メジャールールには存在しない(ハズ)もので、他の所轄ではより緩いルールが適用されていることがあるのが人伝に聞いたため、うちのローカルルールなんだろなーと思っております。

今回は、そのローカルルールにより面倒な思いをした後の譲受許可を、火薬、雷管入りでやろうって話です。

期限内なら全て使い尽くす

前回譲受許可を発行してもらったのは今年の初めだったか。
その際は、「用途の変更」という目的がありまして、色々気を使って申請数を650と中途半端な数にしたりして、そこから現在7か月ちょうど。

まだ譲受許可証の期限は5か月ほどあるのですが、とりあえず枠は全部使い切ったというところでありまして、残も少なくなってきたので二か月ほど前にあった銃安協の射撃会で担当さんに伺いを出してみたら、枠だけじゃなく手持ちも全部使い切れとのこと。

それも残り1ラウンドもできないとかそういうレベルじゃなく、ぴったり手持ちを0にしろっちうことなんですね。
それか期限切れでの新規発行かどっちかしか認めないとのことなんですよねー。
周りに聞いてみると、そういうことも稀にはあるけどなかなかないレベルの厳しさなんだそうで。

なので、そこから計画を立てて、気合で残ってた12発のスラッグのために伊勢原のラージボアまで足を運び、クレー射撃では砕けたクレーを更に破砕する二連射を続け、いよいよ今週末の射撃で使い切る目途が経ったというのが現在の状況となります。

次は多めで火薬も含めよう

で、期限切れか、残0発までの使い切りが新規譲受許可発行の条件ならば、経済的かつ現実的な流れとなる期限切れを狙うしかないというのが人間の本音となると思うんですよね。
つまり、多めに消費計画を立てて多めに申請するということですが、正直、素直に猟銃ライフを楽しみたい僕としては嫌なんで、とりあえず所属している各団体予定分にクレー射撃装弾だけで消費計画を立てたところ、2000発弱くらいになりましたので、とりあえず2000発に数を定めます。

次にスラッグのハンドロードをやりたいとずっと思っておりまして、この一年以内にいざ始めようと思って、譲受許可取り直すのに、また使い切れとか言われてしまいますと色々終わってしまいますので、今回の譲受許可申請で火薬も含めたいと思います。

火薬の購入単位は1ポンド=7000グレーン=454gです。
買う予定の火薬は、 Hodgdon Universal なんですが大体23～25grくらいが平均的な装薬量となりそうなので、そっから逆算して作れる弾の数は300発弱。
雷管の購入単位は100個なので、300個の雷管申請として帳尻を合わせたいと思います。

火薬はぴったり454gで申請することで「使い切れ」な状態に陥っても帳面通り使い切れるようにしたいと思います。

逆に言うとMAX300発作れるということで、一般に言われる2000発上限を超えることとなるので、こりゃまずいんじゃと思い、このあたりの事情を色々と担当の方に聞いてみることにしました。

購入消費計画書にどこまでこまごま書けばいいかもわからないですしね。

購入消費計画書の粒度は高くなく、雷管は弾数に含まない？

とりあえず聞いてみましたのは、計画書の製造分をどこまで書く？って話だったんですが

衛「火薬買った場合の消費計画ってどこまで細かく買えばいいですかね。例えば製造で火薬何グラム使っただとかー…」
担当「いやー、そこまで細かく書いてくる人はいないね！購入と消費の計画だし」

結構、アバウトなようです。

で、次には聞いてみましたは、雷管と実包の合計個数なんですが

衛「今回、2000発に更に雷管300個で申請しようと思うんですが、雷管もあわせて300個にしないとダメですよね？」
担当「いや、いいって！両方そのまま持って来な～」

なんと夢の2000発超え申請となりそうです。にしてもアバウトな。


ついでに番外編として

衛「あ、そういえば火薬を454gと中途半端な量で出したいんですが」
担当「うんそうだよねー、うん、それでいいよー」

というやり取りもありましたとさ。

結果として、2000発購入分と雷管300個製造分を一年で使いきる「購入」と「消費」の計画を

というわけで、実包は2000発、雷管300発で購入し、都合2300発分の購入計画を立てて、来週申請に出してきます。

手数料は、加工品のみなら2400円ですが今度は火薬も含まって3500円となる見込みです。

それではそれでは。