うーむ。思いつきの記事書くのにあまり画像撮らない癖ってのはよくないですね。
ちょっとした疑問とか書くのにいい説明素材が手元にないってなるんで、今度、適当に撮影しておきますかね~。
今回は、ポンプアクション銃の動きなどを書きながら、タイトルにもあるちょっと疑問に思ったことについて記載します。
散弾銃において、ポンプアクション銃、自動銃の多くは、管状弾倉を採用しております。
よく映画なんかで左手でガシャガシャ動かしている散弾銃は、ポンプアクション、スライドアクションなどと言った呼び方をする銃となります。
ちなみに私は左利きなので、右手でガシャガシャ動かします。
教科書においては、ポンプアクション銃をリピーターとも呼び慣わすようになっておりますが、英語も交えた"正確な表現"では、昔の一発撃っての再装弾が必要だったのに対し、複数の弾を装弾して連発(リピーティング)できるリピーター(連発銃)のことをさして呼んでいたものとなり、ポンプ/レバー/ボルトアクションもセミ/フルオートマチックこれに属します。
ともかく散弾銃、それもポンプアクション、自動銃においては、管状弾倉がメジャーとなっており、箱型弾倉は、ボルトアクションなどで一部使われているのみとなります。
で、管状弾倉ってどこについているのよっというと
Wikimediaコモンズより取ってきた画像でRem 870 マリーンマグナムです。
散弾銃にマグナムなんてあるのかって?いや、あるんですよ。実は。
それはそれとして、よく映画などで見るスライドしている握りの側の筒が弾倉なんですね。
ここに弾入れる口より弾を押し込む形でモリモリ入れていきます。
(モリモリと言っても、日本じゃ2発までしか入りませんが)
弾をいれる口にはバタフライ状に動く板状パーツ=キャリアがついており、これを押しのけて弾を差し込むようにして装弾します。(猟銃界隈だと装填が正しい用語なんですが、薬室に送り込む動作と混同するので、弾倉に弾を送り込む動作を装弾としておきます。)
なお、筒の先端側からバネが入っており、基本的に弾は元の挿入した側に飛び出ようと圧力が加わっており、それをストッパーが止めております。
前記の作業にて、筒の中に弾が送り込まれた次にスライドを引くことで、弾をマガジン内に留めようとしているストッパーが外れ、レシーバー内のキャリアの内側に弾が一発送り込まれます。これは、薬室の後ろ下に位置する形となります。
この時、弾を銃身に押し込み密閉する=閉鎖を担うボルトも後退した状態となります。
次にスライドを戻すことで、キャリアが跳ね上がり、ボルトの前に弾が送り込まれ、スライドの戻りに釣られて戻るボルトにより薬室に弾が押し込まれ、閉鎖。そして発射可能となります。
これが一連のポンプアクションの動きですが、見てるとまるでピタコラスイッチですね。
単純かつ明快な動きを見せます。
他に発射周りの動作として、私の1300の場合には、トリガーディスコネクタや、撃発後のWinchester御自慢のSPEED PUMP機構、ROTARY BOLTの話もあるのですが、とりあえずそんなものは放置しておきます。
それで、本日の本題ですが、疑問に思うというのは、この「弾入れる口」って名前なんていうかってことなんですけど、どなたかご存じですか?
これ、銃砲店に聞いても誰に聞いても出てこないんですよ。
で、仕方がないので調べてみました。
英語などだと、loading port などと言われているようで、マニュアルによっては、magazine loading port と言っているものもあります。
上記は、これらの言葉で検索して出てくるWebなんですが、まず英語の言葉はこれで合っているようですね。ちなみにこの画像中央のスリット付き板状パーツがキャリアです。
で、これを日本語にすると…これがもうわかりません。
loading portというからには、給弾口とか、装弾口、装填口などと言う言葉が考えられますが、どれで検索をかけてもどうもパっとしない状態。
loading clipが、挿弾子というので、挿弾口で検索してみてもこれも出てきません。
うーん。知り合いの旧日本軍関連を仕事としている人に聞いてみるか。
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