これは本当に面白い競技ですね。
ゴルフのような奥の深さと、リッターSSクラスのバイクにも似たパワー感が同居した素晴らしい競技です。
A面 65m でデビューしましたー!
スコアから見れば散々でしたが、色々良いこともあったのでそのあたり、思い出確認用に記載します。
あと評判の悪い成田装弾についても記載します。
けど、後を読まない方向けに書いておくと、かなり前に改善されたようです。
射撃場までの道
今回の成田射撃場行きは、10年以上前からお誘い頂いていた方(以下、Y氏)に同行させて頂く形でして、朝九時にその方のご自宅まで鉄砲担いで行き、合流となりました。
後から思い出してというのもあるのですが、こちらの方、私の知る限り非常にモラルの高い方でして、当たり前の話でありますが長年やっていると緩みがちな規範類は、所持許可取り立ての私から見ても、遺漏なく硬く守っておられまして、その面からでも尊敬できる方となります。
いつも穏やかにとにかく所持許可証を失うような行為を厳に慎しむようになさっておられます。
そんな方との同行ですので、銃を車に積み込んでしまいますと、車を離れるということもなく、とっとと出発。
まずは、経路上でもう一人本日の参加者(以下、T氏)と合流して、簡単な自己紹介だけして、ここでもとっとと積み込むと一路成田へと向かう形となりまして、道中は車の中で更なる自己紹介をしあって、いやー今日、初撃ちなんですよーなんて話をしながら、和気藹々と過ごさせて頂きました。
射座に入るまでの話
射撃場に到着しますとY氏とT氏と同じ射撃クラブの方で、この道40年の大ベテランの方(以下、F氏)と合流しまして、自己紹介もそこそこに受付と装弾の購入へと入ります。
この時、スコアカードをお願いしていれば、スコアカードが出たのですが残念ながら、そのようなローカルルールも知らなかったため、当日のスコアカードは残っておりません。
受付の際にF氏が「今日、初めてだから!」と受付のお姉さまにお伝え頂きまして、早速受付と、初めての装弾の購入へと移ります。
この日、一発撃ち4ラウンドで済ませるつもりだったのですが、
うーん、2の矢の練習もちょっと挟むしなー ということで 125発!と申しておりましたが…
F氏「125発だと中途半端だから、250か500がいいよ!」
とベテランさんより早速コメント頂いたので、超絶迷った挙句
「に、250発で…」
9.65Kgと書かれた中箱でドン!と渡され、いやこれが重いのって…。
200枚ティッシュ箱3箱分程度のそんな大きな箱じゃないのですが約10Kgとこれが重い…
競技用装弾は1発40g弱なんですね。これは覚えておこう。
買った弾は、悪名高き成田装弾…ではないっぽい?
melior社のSUPER GT PLUS 24という弾となります。
成田射撃場で買う弾、通称「成田装弾」の不発の多さと雷管突破の話を某所で聞きましたが…どうも気になったので調べたところ、少なくとも2012年の段階ではすでに改良されており、射手の間では不発、雷管突破共に解消したという情報が出回っておりました。
つまり、成田装弾という話は過去の話のようですね。
現在では、銃砲店で買うよりも安く買えて、使える弾という評価でよさそうです。
実際、いつも射撃場で弾を買っていらっしゃるY氏に聞くところ「えー、そんな話あったの?そういうのには出くわしたことないなぁ…」とのことなんで、とりあえず近年見かけるような話ではないのでしょう。
その後、受付伝票のようなものをもらって控室のようなところに移動し、そこで銃の組み立てなどを行います。
いや、初めて人前で銃を出して組み立てるわけですがこれが緊張するのなんのって。
F氏に受付伝票をプーラーさんに持っていってもらって、しばらく談笑すること15分ほど。
デビューの時がやってきました。
ベストを着た紳士然とした老年の方が控室に入っていらして
老年「えー…次にやるのは、Yさん、Fさん、Tさん、それとこれは…マモリさん!」
衛「あ、いえ、マモルです。」
老年「あっとと、目が悪くなってなー」
周り「目だけじゃないだろーw頭もだろーww」
老年「頭は悪く…いや、どうかなwww」
と、いう和気藹々とした空気にリラックスしつつ、射座に向かいました。
なお、この老年の方、知れたの方でしてK氏とさせて頂きます。
次入る人を読み上げていらっしゃるのでプーラーさんかなと思ったのですが、お客さんでした。
1R目
教習射撃で経験はあるものの、人生で初めての自前の鉄砲での射座です。1番 … K氏
2番 … 私
3番 … F氏
4番 … T氏
5番 … Y氏
6番 … 見知らぬ方(この方もすごかった)
トラップ射撃の射座は横並び5つで、左から入り皿一枚ごとに右に移動していき、右端の射座からは左端に折り返すという形ですが、左端1番の後方に待機スペースがあり同時6人プレイが可能です。
1発目、K氏が撃ち落とし、さて自分の番…
排莢口から一発込め、先台を戻し、給弾口から一発込め、2発装填です。
私の銃は、スライドアクション、ポンプアクション、リピーター銃と呼ばれるもので、一発撃つごとに先台を往復させて、給弾を行ういわばマニュアルの銃です。
引き金を引けば連発できる上下二連、自動銃と違い、この動作があるため、初心者である私は二の矢は撃てそうもないですが操作は学ばなければと2発装填しまして、据銃、準備完了。
「ハーイ!」
一皿目は、まっすぐ飛び出し、撃ったところ、素直にぱりーん…
はへぇ?
教習射撃じゃあんなあたんなかったのに?
びっくりして、据銃を解除し、排莢して、ふーっと息をつこうとした瞬間…
左にいらしたK氏「もう一発入ってる!」
やばい! と排莢して、事無きを得た感じでして。
K氏、ありがとうございます。
F氏からは、「一発撃ちなら、2発装填はしないほうがいいよ」とコメントを頂き、その後1発装填で確実に操作しつつで、その後は、あんまよく割れはしなかったものの1R目は合計5枚を割って終了しました。
全て一発撃ちです。
控室に戻ってくると、
「思ったより当たったねー!」とか
「最初はそんなもんだよ」とか
色々お言葉を頂きまして、最も印象に残っておりますのは
K氏「君は上手くなるよ」ということ。
いやもう、そんなこと言われちゃったら、頑張って練習しちゃいますよ。全く上手いんだから。
で、そこでプーラーさん(本物)がいらして「次は、3番射座でマンツーマンでやるから、F氏が付き添ってくれるってね」。
え、どういうことやっ。と思っていたらば、
この道40年というロングな暦を持つF氏と射撃場と皆さまのお気遣いによりマンツーマン指導となるということでして、ただネガティブ思考な私の返せた一言は、「あ…何かまずい取り扱いしてました…?」としか返せませんでしたけどね。
とても感謝しております。
そんなこんなで入れ替え6名の方が射撃しているのを眺めながら、談笑しつつ、2R目を迎えます。
続くかも?
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